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福島第一原子力発電所における廃炉作業向け 遠隔操作型隔離・遮へい装置に関する共同検討の3社覚書締結について

 株式会社ヨシダ(代表取締役:吉田 陽子、以下「ヨシダ」)、および、株式会社メルティンMMI(代表取締役:粕谷 昌宏、以下「MELTIN」)は、この度、両社で開発中の「遠隔操作型隔離装置および遠隔操作型遮へい装置」に関して、東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所の廃炉事業における分析業務への適用を見据えた共同検討を行うことを目的とする覚書を、東京電力ホールディングス株式会社(代表執行役社長:小早川 智明、以下「東京電力HD」)との間で締結いたしました。
 ヨシダおよびMELTINは、かねてより、ヨシダの「放射性物質分析用グローブボックス等の隔離・遮蔽技術」とMELTINの「遠隔操作型ロボット等の技術」とを融合させることで、福島第一原子力発電所における放射性物質分析業務に対応できる分析装置の開発に向けて検討を重ねてまいりました。
 この度、両社が進めてきた同技術開発に対して、東京電力HDから、現場ニーズに適合する可能性があるものとして、開発に必要となる分析業務情報の提供や、開発を進める装置の操作性・耐放射線性等の現場ニーズへの適合性の確認などの協力が得られることとなり、3社間での覚書締結に至りました。
 本取組を通じ、一層安全かつ効率的な放射性物質分析装置を実現し、福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水対策の推進に貢献することを目指します。

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