設計室の様子
ヨシダの造り出すユニーク(唯一、無比)な特注加工品の数々。その加工能力をマックスに引き出す設計が出来るのは、現場への厚い信頼があるからこそなのです。
ヨシダが自社内で設計を始めたのは、いつ頃からだったのでしょうか?
「昭和36年に動力炉核燃料開発事業団からグローブボックスを初めて受注した時に自社内に設計部門を立ち上げたのが始まりです」
ヨシダと言えば毎年溶接コンクールで上位入賞者を排出する加工現場の活躍が有名ですが、設計の歴史も半世紀に及ぶんですね。
「加工品の良し悪しは最初の設計段階で決まりますから弊社の様に特注品(一点物)の受注が多い工場では、迅速かつ精密で柔軟な設計力が求められるのです」
具体的にヨシダの設計力について、その特長を教えて下さい?
「まず、客先が求める緊急対策品(装置、治具)への迅速な対応が上げられます。予想不可能な実際の現場では十分な時間が用意されているという事は稀です。そんな時こそ頼りになるのがヨシダです」
なるほど、ヨシダの設計の魅力はまずスピードなんですね。他にはどんな事が上げられるでしょうか?
「必要とされるデータや資料が乏しい状態の中でも客先と機能を構築させてゆく強いパートナーシップを築いていることです」
確かに発注者と受注者の信頼関係も加工品の精度に影響しますよね。その為に普段から設計室の皆さんが顧客との信頼関係を大切にしているんですね。
「そして、『機能設計』は当然ながら『製作工数削減』『材料コスト削減』など製造現場と直結している環境だからこそ生かせる『提案型設計』が出来る点もヨシダの魅力です」
なるほど、設計/製缶/機械加工が連携しているヨシダだからこその強みを改めて理解する事ができました。でもクライアントの難しい注文にプレッシャーを感じる事はありませんか?
「毎回初めて設計するという様な場合が多いので、製品として実現可能なのかどうか不安を覚える事も少なくはありません。しかし弊社に声をかけて頂いた以上はどんなに困難があっても必ず製品化するというのが我々のプライドです」
頼もしいお言葉ですね。現在は何名の方が設計部門で働いていらっしゃるのですか?
「5名のスペシャリストが設計部門に在籍しております。皆加工現場から厚い信頼を得ております」
普段特に気にかけている点などありましたらお聞かせ下さい。
「そうですね、設計段階でのミスは致命的で原材料や人的コストのムダを生んでしまうので徹底的にシミュレーションしてミスの無いように全員心がけています」
設計/製缶/機械加工と三位一体となって連携している加工能力の高さの秘密は、設計の段階から他社を圧倒している様です。
現場の加工能力が高いから安心して設計できる。逆に設計を信頼しているから加工精度を追及していける。ヨシダの加工製品の信頼度が高いのは、社内の部門同士が信頼し合っているからなのですね。有難うございました。